2nd MINI ALBUM 『CINCLONICITY』 セルフライナーノーツ 3
<Nao Kato>
2ndシングルのリリース以降、コロナ渦によりまともな活動ができず燻り続ける日々を過ごしつつも、
“slowly but surely”でなんとかレコーディングを完了、必要以上に時間がかかってしまいましたがようやくリリースにこぎつけられました。
アルバムリリースが確定した2022年に長らく不在だったベーシストが正式加入し、我々としても大きなターニングポイントに。
演奏のみならず、編集やアートワークなど、外注一切なしの“100%CINDY CLOVER”なアルバムになったと思います。
ジャンルの異なる各楽曲をCINDY CLOVERという一つのバンドとしての音にいかにしてまとめたか、感じ取っていただければ幸いです。
1. raintone -album version-
(lyrics:Kuniaki Tokiwa, Lisa Nakae / music:Kuniaki Tokiwa / arrange:CINDY CLOVER)
…現体制での始まりの曲。今のCINDY CLOVERはこの曲から始まりました。
ギターパートは1stシングル収録のアコースティックバージョンを元にバンドバージョンへ再構築。
歯切れの良いよりロックテイストの強い仕上がりになったと思います。
2. Butterflies -album mix-
(lyrics:Kuniaki Tokiwa, Lisa Nakae / music:Kuniaki Tokiwa / arrange:CINDY CLOVER)
…CINDY CLOVER「らしさ」という部分を自分なりに模索し、一番理論的に自分のパートを構築した一曲。
とにかくどのパートも美しい旋律で、CINDY CLOVER「らしさ」が一番濃縮されていると思います。
2ndシングルをお持ちの方は、新加入のYiqian Liuによって吹き込まれた新たな息吹を感じてみて下さい。
3. SING WITH LOVE
(lyrics:Kuniaki Tokiwa / music:Kuniaki Tokiwa / arrange:CINDY CLOVER)
…前述のCINDY CLOVER「らしさ」は全く意識せず、一番好き放題やらせてもらった曲かもしれません。
そういう意味では音楽のバックボーン的に自分らしさが一番出ていると思います。
デモ段階から最も変化を遂げた曲になりました。
4. Waves
(lyrics:Lisa Nakae / music:Kuniaki Tokiwa / arrange:CINDY CLOVER)
…Lisa作詞の初めての曲。詞の出来上がりを見て急遽ソロパートを書き直し、タイトルの『波』を意識した押しては引き寄せる淡々としたバッキングに、
その真逆をいくCINDY CLOVERらしくないブルージーなソロを載せました。全編作詞した事もあってかLisaが一番のびのびと歌い上げていると思います。
シンプルな曲構成ながら一番洋楽ライクに仕上がったと思います。
5. March of ours
(lyrics:Lisa Nakae, Kuniaki Tokiwa / music:Kuniaki Tokiwa / arrange:CINDY CLOVER)
…バンマスTK氏のソングライティング力が光る、デモ段階で最も作り込まれていた曲。
自分のやりたい事、出来る事を欲張ってとにかく詰め込みました。
今回収録した楽曲の中でハイライト、現シンクロの集大成とも言える一曲に仕上がったと思います。
6. Breathe -ele×acoustic- (limited first / regular edition bonus track)
(lyrics & music:Michelle Branch, John Shanks / arrange:CINDY CLOVER)
…ボーナストラックとして選んだのはかつてのライブでも演奏回数の多かったこの曲、ある意味Lisaのテーマソング。
当初全編アコースティックでカバーの予定でしたが、レコーディング直前にTK氏の提案で、
最終パートはバンドサウンドでという大胆なアレンジをする事に。
原曲リスペクトを念頭に原曲の哀愁さを残しつつも、CINDY CLOVERらしいロックサウンドに仕上げる事が出来たと思います。
本家とも是非聴き比べて、この曲に対する我々の深い想いを感じ取っていただければ幸いです。